家づくりの第一歩土地探しのポイント
リモートワークを導入する企業が増えていますので、今後家を購入するときの範囲や選択肢が増えていくことが予想されます。都内や都内近郊であればマンションの購入を考えていた人が土地を買って、一戸建てに住むということを選択することもあるでしょう。そのような中でどのように土地を探したらいいのか考えてみましょう。
住めば都という言葉がありますが、どこの土地にもいい点があります。しかし、土地勘がないところで土地探しをするのは難しいものです。少しでも住んだことがあればイメージが付きますし、土地選びも簡単でしょう。ではどうすればいいのでしょうか。
大きく見る場合は市町村の人口の増減やサービスを比較することでそこの街が住みやすいかどうかがわかります。住みやすくて環境がいい場所は自然と人が集まるものです。行政のサービスがいいかどうかはそこの街に住んでいる友達や知り合いに聞いてみることが出来ます。比較してみると水道代や国民健康保険の保険料など違いに気づくものです。
住む町が決まっても、まだ範囲が広いので絞っていく必要があります。位置と利便性を考えていきますが、利便性が高いと坪単価があがり、結果として家の購入価格が上がってしまうのでよく考える必要があります。多少不便に思えても自家用車を持っているのであれば問題にならないか、公共の交通機関を使うことが多いか、それによって場所が大きく異なってきます。坂が多くて階段が必要なエリアですと若い時は問題ありませんが、歳をとった時に大変になってきます。ある程度先のことも考えることが出来ます。
気に入った土地が見つかっても条件付きの土地もあります。その場合自分の希望通りの家を建てられない場合も出てきますので、事前に確認が必要になってきます。また、幹線道路沿いですと車の往来が多くてうるさい場合もあります。少し中に入るだけでも騒音が減りますので、位置はよく考えましょう。
家に入る間口も大事です。あまり奥まっていると治安上よくない場合もあります。少し周辺を歩いてみて全体を把握するようにするといいです。そして、5年10年先の生活をイメージしてみます。最後に坪数ですが購入価格に関係してきますので、どれほど必要か考えてみます。今後の家族計画はどうでしょうか。何人で暮らす予定でしょうか。家族は変化するものですから、今だけでなく20年30年先まで考えるなら必要以上に大きな土地を買ってしまったり、逆に狭くて困ったりするということを避けることが必要です。