新築の戸建ての光熱費について
新築の戸建てに住むと光熱費はどうなるでしょうか。あるケースではアパートから新築の戸建てに移りましたが、水道代以外はアパートにいた時と比較して減ったことがわかりました。その理由は新築の家の電気が深夜電力を利用していること、プロパンガスから都市ガスに変わったことが原因でした。一般的に都市ガスはプロパンガスよりもかなり節約になります。さらに深夜電力では深夜の人があまり使っていない時間に蓄電するので、電気代が安くなるためかなりお得です。灯油の値段もあがっており、電気ストーブの方が光熱費が安いので節約になります。
新築の戸建てに住んで、水道代が安くなったケースもあります。それは最新式のトイレや洗濯機、食洗機は節水効果が高いからです。それにより水の使用量が激減したことで水道代が安くなりました。一方で新築の浴室乾燥機は消費電力が高く、電気代が高くなってしまいました。庭付きの戸建てにした場合、庭に草木に水をあげるため水道代が以前より高くなるかもしれません。
新築に引っ越したことをきっかけに、家電も新しくすることはよくあります。最新式の家電は節約タイプになっていることが多いので、新築に引っ越してから光熱費が安くなることがあります。最近のエアコンは無駄に電力を消費しない構造になっているので、旧式に比べてかなり電気代がお得です。老朽化が進んだ家では、隙間風などで部屋が十分暖まらないこともあり暖房費がかさみます。
ですから戸建ての前の状況によって、引っ越し後の光熱費が安くなることもあれば、高くなることもあります。光熱費は出来るだけ節約したいものなので、家づくりの段階で工夫が求められます。日当たりの良い部屋では、暖房器具の使用が減るはずです。同様に北向で風が流れるように窓を配置した部屋では、エアコンがなくても涼しく過ごせるでしょう。極寒地方では十分な防寒対策が欠かせません。節約しようとして、断熱材を渋ると暖房費にお金がかかってしまいます。
光熱費を節約するための色々な設備があります。例えば断熱材を入れたり、太陽光発電を使ったりすることなどです。もちろん最初に機械を買ったり、追加料金を払ったりする分コストがかかります。初期投資はお金がかかったとしても、すぐに節約になることもあるでしょう。機械であれば購入後もメンテナンスにお金がかかるため、総合的に見てどれが節約になるかを予算内で決めなければいけません。